A君が「もう歩けない。」と泣いていると、Bちゃんが近寄ってきて「お山についたらおいしいご飯が食べれるよ。」と優しい声で励ましてくれました。
けがをした子がいると、絆創膏を持ってきてくれる子もいます。
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誰かが揉めていると、誰かが来て「どうしたの?」と声をかけ、「じゃあ、こうすれば?」と色んな案を出してくれます。
お山の子たちはいつも“他人事”ではないように感じます。
何か困難があれば、どうにかできるように考えようとする子どもたち。
本当に頼もしいのです。
優しさを受けた子は、優しさを与える子になり、自分が困ったときに一緒に考えてもらった子は、誰かが困ったときに一緒に考えられる子になる。
生きていくうえでとても大切なこと。
育ちあっている子どもたちです。